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3Dデータの入出力

3Dプリントサービス

3Dプリンタが最近よく話題に上がりますが、国内外に3Dプリントの受託サービスを行っている業者がたくさんあります。3Dモデルのデータがあれば、そういう業者に印刷を依頼すれば、簡単に造形化することができます。

外国の業者は3Dモデル作成のソフトメーカーと提携していて、モデル作成ソフトから直接依頼できるようになってところもあります。

3Dスキャナ

2次元のコピー機のように、3次元の形状を読み取る装置が数多く、販売されていますが、簡単に行う方法として、以下のような方法があります。
①Autodesk 123Catchというフリーのソフトを利用して写真(複数枚必要)を3Dデータに変換する。
②KinectというXBOXのセンサを3Dスキャナとして利用する。

  • Kinect

データフォーマットについて

CADデータには多くのデータフォーマットがあります。フォーマットというのは、データの保管方法のことです。2次元でも相当な数がありますが、これが3次元になるともっと多くなりややこしくなってしまいます。

まず、各ソフトウェアはそれぞれ独自のフォーマットを持っているのが普通です。ですから、いろんなメーカーから多くのソフトが発売されていますから、それだけの種類のフォーマットがありそうです。また、同じ名前のデータ形式、例えばdwgという非常に一般的なCADのフォーマットにおいても、毎年のようにマイナーな変更が加えられています。一つの会社内でも、複数の種類のCADが使われることは良くあります。これが、多くの会社間でとおいうことになると、大変なことになりそうです。

でも、実際は良く使われるフォーマットというものがあります。

フリーのソフトで問題となるのが、他のフォーマットに変換する機能が貧弱なところです。そのソフト独自のフォーマットでしか保存できなかったりするものがあったりします。そうすると、せっかく長い時間をかけてモデルを作成しても、他のソフトウェアで利用できなかったりしてしまいます。

また、顧客にそのデータをそのまま送っても使えないということがおきてしまいます。

商用の有料ソフトはその点、多くのフォーマットに対応しています。セールスポイントとして、多くのフォーマットに対応していることを挙げているものも多いです。フリーのソフトでデータ変換機能が貧弱なものでも、利用者の多いものは有志が
プラグインを作成して公開していたりします。3Dプリンタはほとんどのソフトで対応しているようなごく一般的なフォーマットに対応していますから、フリーのものも含めて大抵のソフトで作ったものは大丈夫のようです。

3Dファイルフォーマット